2006年12月10日

水窪、あれこれ。

 家の神棚の中のお札は、佐久間町に住んでみえる禰宜さんにお願いして、一年に一回新しいものを頂いてきて取り替えます。今日、そのお札を頂きに禰宜さんのところに行って来ました。

 佐久間町といっても、お住まいになられているのは佐久間町と水窪町の境目付近。どちらかというと、ほとんど水窪町。今回同行したのは、父と甥っこ2匹。普段水窪町にまで足をのばさない父は、この時ばかりに色々と行きたがります。(なんせ海の人間なんで、山が珍しいんです。)


 禰宜さんとの約束は午後1時。少し早く、午前11時に水窪町に着いたのですが、まず向かったのは”足神神社”。青崩峠の手前にあるこの神様は、全国でも珍しい「足」にご利益がある神社です。でも父の目的は、足神神社の下から湧き出る湧水。僕のように湧水に興味があるわけではないのですが、このときばかりは汲みに行きます。

足神神社

 足の悪い人は、足の模型を作り、願懸けをします。以前はこの足形が、小山をなしていたそうです。

足神神社


 その境内すぐ下で水が湧きます。

足神神社

足神神社

 ここの水はかなり有名で、休日は多くの人でにぎわいます。水汲み待ちも珍しくありません。中でも凄いのは、大須賀町辺りから軽トラで汲みに来ている人。近所の人からお金を貰って来ているらしく、軽トラの荷台はポリタンクがぎっしり。湧水の湧き出し口にポンプの口を沈め、横付けした軽トラのポリタンクに、次々と水を注いでいきます。
 僕も長年湧水を見てきていますが、ポンプを使う人は初めて。ただただあきれるばかりです。



 次に向かったのは、山肉を扱っているお店。採り立て新鮮な”猪肉”や、”鹿肉”を売っています。

猪肉

 ちょうど店内に入ると、猪をさばいている最中でした。

猪

 今年の猪肉は、1kg=8000円!!!! 父は自分の小遣いから買ってました。
 うーん。そのお金でとんきいに行って豚肉買ったほうが良いのに、なんて口がさけても言いません。
 店の隅には、猪の骨と鹿の骨が袋に入って転がってます。ところで鹿の皮は、需要が少なく希望者にはタダで分けてくれるとの事です。しかし、その皮をなめすのに1万円くらい掛かるらしく、やっぱりうまい話はないというか・・・。


 そうこうしているうちに、約束の1時が近づいてきました。
 さて、これからが今日の目的。一年ぶりに禰宜さんと合うのが楽しみです。


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