2011年06月25日

天宮神社の竹柏(ナギ)

 遠州の小京都と称される森町の、天宮神社の境内に、国内最大級のナギの巨木があります。
 天宮神社は欽明天皇の時代に創建され、その際に伝えられた舞楽は古い形を伝えるものとされ、国の重要無形文化財に指定されています。また、その社殿などの建物も文化財に指定されているものが多く見られます。

 この竹柏(ナギ)の木も、県指定の文化財として登録されています。




天宮神社の竹柏(ナギ)




 支柱によって支えられているナギの木ですが、近寄ってみると幹には大きな洞が空いていました。というより幹の殆どが空洞・・・ これは支えてあげなくてはいけません。

 案内板に寄ると「樹高10m 枝張り9m 推定樹齢千余年」とのコトです。




天宮神社の竹柏(ナギ)




 ナギの葉は裂け難いことから、縁結びの木としてご利益があるとされています。
 ナギは”竹柏”や”梛”と表されます。



天宮神社の竹柏(ナギ)




 「巨木」という圧倒的な大きさを期待していくとちょっとがっかりしますが、ナギの木自体それほど大きくはならない木のようです。

 こちらの大きさが、ナギの木のほぼMAXになるのではないでしょうか。


 由緒正しい神社の御神木として、これまた由緒正しい木であることは間違いありません。









タグ :巨木森町

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Posted by いっしぃ at 21:19│Comments(0)巨木
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