近代日本画の巨匠展
平野美術館での展示です。
平野美術館は個人の美術館なのですが、公の美術館にひけをとらない展示を毎回行ってくれています。今回の目玉は、横山大観と竹内栖鳳。他にも明治・大正の巨匠の絵が展示されているようで、これは期待できます。
江戸時代の頃の日本画の特徴は輪郭線を描くことでしたが、近代に入り西洋画の影響から色によって輪郭を表そうとする技法を使うようになってきました。ちょうどその転換期の作品が数多くあり、見ていて興味が尽きません。輪郭を描く描かないといっても、元々水墨画などは輪郭のないものですし、この技法はとても自然に取り入れられていったように思われます。
数多くの名画が掛けられていましたが、やはり横山大観の絵は際立っています。やはり一時代を作り出した人は違う、ということでしょうか。
ふと、パンフレットを見ると、開催期間は~10/13。
うぁー、ぎりぎり。間に合ってよかったぁ。多分見逃したら、後悔しまくりです。
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