湖東三山 百済寺

いっしぃ

2008年12月01日 22:07

 「思い立ったら吉日」、というわけではありませんが、久々に早く目が覚めた休日の朝、そうだ湖東三山に行こう!


 湖東三山とは、琵琶湖の東側にある天台宗のお寺、”百済寺””金剛輪寺””西明寺”の三つを指します。四季折々に楽しめる素晴らしい庭が有名ですが、中でも紅葉の美しさは格別とのこと。紅葉の時期に行くのが毎年の夢でしたが、毎年何かしら用事があっていけず終い・・・。







 久々にバイクを引っ張り出してきました。前回のツーリングから、早一ヵ月半。しかしバイクに跨ると、うん、この感じ、最高です。自分が自分に戻ったみたい。



 東名高速から名神高速へ。八日市ICから下道に入ります。浜松は好天でしたが、琵琶湖付近は曇り空。風もかなり強く、しっかり防寒してきたつもりが、ブルッときます。途中、寄り道をしながら最初の百済寺に着いたのは、11:00。



 



 百済寺(ひゃくさいじ)は、推古天皇の御代に聖徳太子が渡来してきた百済人の為に創建されたと伝えられる古刹です。中でもその庭は「天下途望の名園」と呼ばれ、琵琶湖湖東の平野が一望できます。







 さすが、超がつくほど有名な紅葉の名所。観光バスが群れをなしています。辺りは人人人!だけどせっかく来たからには負けられません。

 あれっ?紅葉を楽しむつもりが、いつの間にか戦闘モード・・・・・いかん、いかん。







 百済寺は山寺です。長い石段の先に本堂があります。杉木立の中に、黒く浮かび上がる山門。そのたたずまいに、歴史の厚みを感じます。







 やっと着いた本堂は、猫の額のような平地に身を乗り出すように立っています。まずは本堂にて御参り。ツーリングの安全を願いました。

 本堂脇には鐘付堂。とても響きのよい鐘なのですが、お賽銭を入れると自由に付けるため、目覚まし時計のようにひっきりなしに鐘がつき続けれています。本当は余韻が一番きれいなのに・・・。


 




 人の間を掻き分けながら、次は庭園に向かいます。本堂までの山道も紅葉がとてもきれいでしたので、庭園はとても期待できます。








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