春埜山へGO!
まだ2月だというのに、早くも春の暖かさとなった今日。この時期に最高気温が20度と聞くと、何か薄気味悪く感じてしまう一方、せっかく暖かいのだからどこかへ行きたいと、自分の中の遊びの虫が疼きだしました。
午後1時出発、と少し遅めのスタートですが、さて何所に行こう?ふと頭をよぎったのが「春埜山大光寺」の「春埜杉」です。途中の道が若干不安なのですが、まぁ何とかなるでしょう♪
県道58号線の周知トンネルの脇から林道に入ります。林道と言っても舗装はされています。ただ、ガードレールが無く、車一台分の道幅。あとカーブがきつくて急勾配。正確には”酷道”ではありませんが(酷道は、酷い国道)、意味的には同じような物です。
しばらく進むと、まぁやわらかそうな杉の葉の絨毯。一瞬、目がテンになりましたが、考えるのは止めにして進みます。後輪がズルっと滑りますが、気のせい、気のせい・・・・
さらに進むと、あれっ?舗装が無くなった!
まぁ、それも有りなのかな、とここでも考えるのは止め。
その後も、道幅いっぱいに水が流れていたり、しかもその水深1cmくらいでちゃんと流れがあったり、赤ん坊の頭くらいの石がゴロゴロ転がっていたりして、まるで冒険しているかのよう。そこそこ楽しみながら進んで行ったのですが・・・・・
もうね、笑っちゃいました。
てゆうか笑うしかない。
で、全ての障害をクリアして着いた写真が、一番上にアップした写真となるわけです。
人里からかなり離れた山の中。いきなり現れるお寺です。ここまで来るのに、バイクで約20分。一番近い民家からだと、どのくらいかかるのでしょうか。ちょっと検討がつきません。しかし、それだけ人里離れているのに、意外と荘厳で手の込んだ建物なのです。
狛犬の代わりに山犬なのは、山住神社と同じ流れなのでしょうか。無人とは聞いていましたが、人が寝泊りできるような建物も完備されています。かなり多くの信仰が集まるお寺だということが推測できます。
さてさて、お寺も目的の一つですが、一番見たかったのが「春埜杉」。幹周14m、樹齢1300年(推定)。全国巨樹ランキング12位の大杉です。しかも境内には巨木と言っても良い大きさの杉がごろごろあります。それらを押しのける杉とは、一体どんな杉の木でしょう?
思わず「うわっ!」と声を上げました。
ものすごい迫力のある木です。こんなに凄い木があるなんて。
写真では伝わりにくいのが残念ですが、本当にものすごい大きさです。もう何もできずに立ち尽くしてしまいました。
さて、春埜杉を後にして後は帰るだけ。
実はこの先の林道は通行止め。来た道を帰るのですが、さすが〇MWです。ダートでも、杉の葉の絨毯でも、崖崩れでも、全然恐くありません。常に安定して走ってくれます。
この後、実は林道が面白くなり、さらにわき道に入って、しばらく遊んでしまいました。
充実した一日です!
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