蒲神明宮

いっしぃ

2009年02月18日 22:23

 少し前の話。


 天気の良い冬の日のサイクリングです。
 会社に車を停めて、積んであった自転車を下ろして走りました。


 以前から気になっていた、西遠女子学園の隣の神社。こんもりとした木々が、いかにも由緒ありげな雰囲気を作っています。







 神社の名前は「蒲神明宮」。御祭りしているのは、天照皇大御神、豊受比売神。これって伊勢神宮と同じ・・・・って、伊勢神宮から勧請したって書いてあります。歴史は古く、建立したのは平安時代。







 境内はとても清清しい空気でいっぱいです。
 本殿以外にも、いろいろと面白そうな物もたくさんあります。



 



 噴水がまだまだ嬉しい年頃です。赤い鳥居も心踊ります。
 鳥居をくぐって中島に渡り、きちんと御参りした後は、池を覗き込んで鯉を眺めました。釣ったら引きが凄くて面白そう・・・なんてコトは思いません。ええ、思いませんよ。





 意外なところで巨木を発見。


 



 巨木と言うには、少し小さいかな。でも街中の木としては立派なものです。
 樹種は楠。盛り上がった根元が、特徴です。



 楠の裏側には手水。・・・なんですが、立て札を見ると、水を汲む人がいる!?



 



 よくよく見ると、手水の水は横の井戸からくみ上げています。そっと口に含んでみると、とてもやわらかい口当たり。ああ、なるほど。これなら汲みに来る人がいるのも頷けます。(生水は、そのまま飲んではいけません!)





 清清しい空気の中に、噴水と池と、巨木と、湧水。
 ちょっとしたワンダーランドを発見した気分です。

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