石山寺の美展
浜松市美術館で開催中です。
石山寺の美展 ~観音・紫式部・源氏物語~
2009年7月18日(土)~8月23日(日)
石山寺とは、滋賀県大津市にある747年に開山された東寺真言宗の寺院です。石山寺に参籠した紫式部が、湖水に映る十五夜の月を見て源氏物語の着想を得たといわれ、紫式部、源氏物語ゆかりの寺として知られています。
そんな関西地方きっての名刹の秘宝が、浜松にいながらにして見ることが出来るなんて、ちょっとくらい無理しても行くべきです。というわけで夏休み中、いそいそと美術館まで出かけてきました。
もうね、まばたきするのがもったいないくらい、凄いものがずらーっと並んでいます。
特に”書”がすごい。あんまり詳しくないのですが、見ているだけで鳥肌が立つような物から、ほわーっと別世界に連れて行かれるような癒しの物まで、本当に色々な書があります。中でも源氏物語のゆかりの寺と言うことで、屏風に仕立てられた物が、もう何ともいえないくらい良いのです。
他にも、並んでいるもの全てが一級品。あっち見たり、こっち見たり、子供のようにきょろきょろしながら、歩きながら。
ただ、凄いものばかりなので、見終わったらげっそりしてしまいました。
一級品は、見るほうにも頑張りが必要です。
なんか、酒の後のお茶漬けのような軽いものを、今度は見たいなぁ・・・
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