ヤマタケの蔵 in 伊太地山伝兵衛Live
楽しみにしていた今日のLIVE。頑張って根をつめて仕事してきたのも、このLIVEに行くため。急遽同行することになった友人と一緒に、二俣の街に向かいました。
先日、二俣に訪れた際、お土産に買った大判屋の大判焼き。もちろん(?)今回も買いました。時間が遅かったため、チョコレートとクリームしかないのが残念ですが、やはり期待を裏切らない大きさ。包んでもらうと、紙を通して温かさを感じます。い~においに、お腹がグーっと鳴ります。
実は大判屋に来た真の目的は、以前スパイラルさんに「大判屋の焼ソバ大盛はスゴイよ!」、と聞いていたからです。是非挑戦してみなければ。
えーっと、こうゆう場合謝れば許してもらえるのでしょうか?ざっと見ても3玉分はあります。ええ、味は美味しいんです。だけどね、常識的な量ってあるんじゃないですか。これはちょっとやりすぎだと思います。
とか、言いつつも完食してしまう自分が怖い。多分、今落語で出てくる人間が溶ける草を食べたら、焼きソバが人間の形をしているんだろうなぁ。
閑話休題。
今回のLiveの舞台、「ヤマタケの蔵」は、取り壊しが決定しているとの事。改めて今回蔵を良く見たのですが、これが無くなってしまうかと思うと非常にもったいない。 普通に見かける蔵と違い、蔵の左右にも蔵風の物置が付いています。そのため外見の風情が堂々としており、端正のとれたきれいなたたずまいをしています。
中に入ってみると、畳が敷かれ、磨きぬかれた大きな梁と黒光りのする柱達が目に入ってきます。そして、そこここにかけてあるTENSEIさんの絵。入り口入ったところでヤマガラコーヒーさんが入れるコーヒーが、良い香りを漂わせています。
以前、この蔵では誰か暮らしていたのでしょうか?ところどころに棚が備え付けられていたり、窓にガラスが入っていたりと丁寧に作りこまれています。
壊すのは一瞬。いつでも出来ます。けど、同じ蔵を作れと言っても、もう作れません。耐震強度が足りないとか、本田宗一郎資料館を建てるとか、色々な事情があるのは判りますが、何とかならないのでしょうか。
蔵の一階、10畳ほどの広間で伊太地山伝兵衛さんのLiveが始まりました。伊太地山伝兵衛さんをジャンルに当てはめると、ブルース?ジャズ?まぁ、そんな感じです。伝兵衛さんとベースのカワイさん(?)のお二方でのLiveです。
実は、伊太地山伝兵衛さんを聞くのは初めて。少し不安に思うところもあったのですが、始まったとたんそんな不安は消し飛びました。心地よい伝兵衛さんの声と、ギターとベースのハーモニー。自然に体がリズムを刻みます。正直、はまりました、しっかりと。伝兵衛さんのCDって入手困難って聞いてましたので、即売していた2枚を即購入。良い買い物をしました。
蔵、TENSEIさんの絵、伝兵衛さんの音楽。忘れられない夜が、また一つ増えました。
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