奥山線を行く 「都田口から、谷駅を目指して」

いっしぃ

2009年03月11日 22:34

 雲の多い天気でしたが、ここに来て青空が広がっていきました。今までは、少々肌寒いくらいでしたのに、今では汗をかくくらい。上着を脱いで走っていると、まるで初夏のような風が吹き抜けていきます。


 「都田口」まで来たのですが、未だ奥山線の跡らしきものは見えません。少々心配になってきます。さらに、奥山線はここ都田口から西に向かってカーブしていきます。しかも資料によると、この先の跡は道路ではなく”土の道”と記載されています。



 さて、ここが踏ん張りどころ。

 
 地図と資料と実際の道を照らし合わせ、線路跡を探ります。で、多分コレと思ったのは、「都田口」の交差点から北に数Mのところのわき道。







 方向的に多分合っているでしょう。
 線路跡は、一般に売却されても多分中途半端な巾ですので、そこに家や畑が出来ているとは考え難いと思います。やはり、それらしき巾の道路を探していくのが早いでしょう。



 先ほどの角を曲がると、すぐに線路と同じくらいの巾の道を発見。



 



 と、道の入口に「車両進入禁止」の看板が立っています。自転車なら通れるかもしれませんが、何となくイヤな気がして遠回り。その私道の出口から、またまた西に続く道。



 



 しかし、しばらく行くと行き止まり・・・・・・



 ここで資料を読み直します。
 奥山線は、このあたりで道路の下をくぐります。橋の名前は「神郷地橋」。資料には写真も載っていました。

 道の先は、空き地です。その先に橋があります。







 資料の写真と見比べてみると、同じ橋みたい。橋の欄干まで行って確認すると「神郷地橋」!ビンゴです!
 やはり、今まで通ってきた道で正解です。



 橋の上から見た先は、まるで線路のように、車の轍が伸びていました。







 資料によると、この先も”土の道”。
 やっと三方原台地を離れ、山の近くに分け入ります。




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