奥山線を行く 「祝田橋から金指駅」
都田川を渡った”軽便鉄道 奥山線”は、国道257号線と並走していきます。
現在では橋の跡は見当たりませんが、奥山線が走っていた頃は国道とは別の橋で都田川を越えてました。せめて橋の橋脚跡くらい残っていないかと思いきょろきょろ探してみましたが、見つけることはできませんでした。
やがて天竜浜名湖線の線路を越えて、国道362号線とぶつかります。
国道32号線を西へ。
やがて金指駅が見えてきます。
この金指駅は、天竜浜名湖線(旧国鉄二俣線)と奥山線が一緒に入っていた駅です。
資料によると、この金指駅には、まだ奥山線のプラットホームの跡が残っているようです。駅の周りから線路を覗き込んでみましたが、よくわかりません。そこでちょうどこちらに歩いてきた駅員さんに聞いてみました。
「奥山線の跡なんて無いですよ。聞いたこともありません。」
意外と冷たい駅員さんの言葉にしぶしぶ諦めて、金指駅を離れました。
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