祥月洞冷水

いっしぃ

2007年01月16日 10:12

 何を隠そう湧水オタクの僕は、常に汲んで来た湧水を置いてあります。
 その汲み置きの水が少なくなったので、三ヶ日町の「祥月洞」まで行って来ました。





 祥月洞は、三ヶ日町の平山にある鍾乳洞です。



 入り口脇には資料館(プレハブですが)もある、そこそこ立派な鍾乳洞ですが、あまり人に知られていないらしく、洞窟内には近所の人が冷蔵庫代わりに荷物を置いています。鍾乳洞内は常に水が流れており、中に入るには長靴が必須。その水は祥月洞の入り口下まで引かれており、ホースから水がほとばしり、簡単に水が汲めます。水汲み場にかかっている札には「祥月洞冷水」。




 下に置かれたコンクリートの桶の中には、立派な金魚が泳いでいます。近所の人が世話をしているらしく、たまに市販の餌が水面に浮かんでいるのを見かけます。



 ここの水は、クセの無い素直な水です。が、雨が降ると量が増えたりするため、地表に近いところを流れる水ではないでしょうか。飲用には煮沸が絶対必要です。
 

 実は最近水を汲むのは、大体ここの水になってきました。街中から近いにも関わらず、いつ行っても人がいない。これが一番の理由でしょうか。あまり人に教えたくない、自分だけの水場です。

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