川名のひよんどり

いっしぃ

2016年01月06日 12:15

1月4日の夜は、昨年に引き続き「川名のひよんどり」を観に行ってきました。

正月中に遠州から三河にかけての山間の集落では、全国的にも貴重な伝統芸能がそこここで行われます。
中でも、たいまつで若者を火であぶるといった見応えの有るのが川名のひよんどり。
ドラム缶で起こされた焚火にあたりながら、見学をしてきました。

最初に川で水垢離をした若者が、見物人に水をかけるのが一つの盛り上がり場所。
その後、ひよんどりを舞う八日堂の入り口で、水垢離を終えた若者たちがたいまつを持った神職を体をはって阻止しようとするのが次の見どころ。





「熱い、熱い」と声を上げる若者に、回りから「我慢しろ!」との声が上がりました。

やがてたいまつはお堂の中に入り、お堂の中を清めます。
そしていよいよひよんどり(舞い)が始まります。

演目は15前後。
同じ舞をひたすら続け、神と一体化していきます。





先日の懐山のおくないと比べると、派手な感じ。
舞手も小学生、中学生、大人と色々と立ち替わり、それぞれ観ていて飽きません。

こちらも最後に汁かけ飯がふるまわれました。
地元の人々の神事に多少とも関わらせられた事に、深く感謝をいたします。


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