十七夜の大藤

いっしぃ

2009年10月24日 23:26

 森町をバイクでふらりと走っていたら、目の前に現れたこんもりと木が生い茂った神社が目に入りました。巨木マニアのカンが働きます。神社の名前は「金守神社」。金毘羅さんをお祭りしているようです。境内には、中々太い楠。あれ・・・・、太すぎて目に入らなかった、あれは藤?



 楠に巻きついているのは、「十七夜の大藤」という藤の巨木でした。









 こちらの藤は、「周智郡史」に名勝として「葛布の滝」と一緒に上げられたほどの木だそうです。
 これだけ太い藤の木には、そう滅多に会うことはありません。楠に巻きつく姿は、まるで大蛇のよう。









 僕が訪れたのは、そこここに甚大な被害を残した台風18号のすぐ後。藤も楠も、大きな枝が落とされていました。雑多な境内を踏みしめながら、改めて藤を見ます。









 幹が裂け痛々しいところも見られますが、強い生命力も感じました。これだけの藤の木です。今度は花の盛りに訪れてみたいと思います。





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