仏頭岩と雲龍ガシ

いっしぃ

2013年09月27日 23:01

 旧作手村の巨木です。
 旧作手村の名刹善福寺のすぐ近く。
 畑の横に看板が出ていたので、すぐにわかりました。


 仏頭石とは、仏様の顔に見える大石のことです。
 その仏頭石を守るかの如く立っているのが、雲龍ガシと名づけられた樫の大木です。










 木々の枝が生い茂っているので分かりにくいかも知れませんが、岩に入ったヒビの様子から仏様の横顔に見えます。
 ええ、見えるのです。
 見えるらしいです。


 すみません、何度聞いてもわかりませんでした





 この仏頭石の上に立っているのが、雲龍ガシです。
 
 岩の前に立つと、岩の上に上る道が見えました。
 せっかくなので樫の近くに行ってみます。









 日本画の、龍がまとった雲のようにうねりまくった幹です。
 謂れはわかりませんが、きっとこの幹の様子から「雲龍ガシ」と名づけられたのでしょう。


 看板より
 
大きな岩は、見つめていると、やさしい仏の顔に見えてくることから仏頭岩と呼ばれ、仏頭岩を守るように力強く根を張っているアカガシが金剛力士像を思わせることから雲龍ガシと命名されました。



 はい、全然違いました。
 想像でモノを言ってはいけませんね。反省です









 
 仏頭岩がかなり大きな岩なので雲龍樫があまり大きく見えませんが、近くでみるとかなり迫力があります。
 それに加えてかなりの異形。

 すぐ近くの明るい田畑の風景と違う雰囲気は、ちょっとした異界を覗き込んでいるよう。


 今までバイクで通り過ぎていた風景の中に、こんなトコロがあったのはちょっとした驚きです。



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