豊橋公園のケヤキ2

いっしぃ

2012年05月15日 23:58

 豊橋公園内には、ケヤキの大木が何本もありますが、その中で100選に選ばれているのは、3本だけ。
 美術館の裏手。テニスコートの西にあるこのケヤキは、100選に選ばれたケヤキの中で2番の番号の付いている木です。

 看板より
「落雷で主幹は無いが、本市のケヤキの中では太い。 なお豊橋公園には約300本のケヤキがある。 土塁周辺に多い。」


 看板に書いてあるように、土塁の上から斜めになって伸びているケヤキです。










 最初見たときは、トーテムポールのように見えました。
 ごろっとした感じの主幹に加え、上がばっさり切られているから、そんな印象を受けたのでしょう。

 近くに寄ってみると、なんとなく痛々しく感じます。









 
 幹周 : 5m   樹高 : 18.5m   推定樹齢 : 300年以上

 江戸時代中期からこの場所に立ち続けているケヤキです。そう感じてみると、中途半端な樹形ですが何か歴史みたいな事に想いが巡ります。









 
 大木とはいえ、幹周5mもあれば立派なもの。
 これだけの太さのケヤキがこっそりと立っている豊橋公園に、浜松とは違う歴史の深さを感じました。




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