飯田へ 1
ちょっと前の話です。
4/15です。
浜松城の桜も盛りを過ぎ、花より葉の方が多く見られるようになってきました。と、いうことで今なら飯田市のあたりは桜が満開!勝手な思い込みでバイクを走らせました。
妙に生暖かい春の陽気です。
おまけに曇り空。
峠は寒いのに、降りてくると暑い。体の調子がおかしくなりそうな中、ひたすら北に向かいました。
途中、何気に津具村市街に入ってみました。
急ぐ訳でも無いので、気の向くままに足を向けます。
完全に失念していました。そういえば、ここ津具村の金竜寺に、枝垂桜の大木がありました。ホント、失敬な話です。
しかもちょうど満開。ええ、これでも満開なんです。滝のような花盛りを期待される方、桜の巨木の多くはこんなものです。
ちょうど何かの講があったようです。村の人々が集まっていました。みな、門をくぐると桜を見上げ、顔をほころばせ、その後本堂に入って行きます。その横で写真をバシャバシャ撮っている僕。そんな姿に、どうだ凄いだろ、みたいな目を向けてきます。はい、凄いです。うらやましいです。
浜松から飯田まで、大体2時間。
ゆっくり楽しんで走って、ちょうど良い距離です。
飯田市の南、阿智村の林道に桜の巨木があると聞いて、探し回ったことがありました。ちょうど2年前の話ですが、今回もさっそく捜索です。時間はたっぷりあります。
ありゃ。
あっさり見つかりました。
中央道を見下ろすように、身を乗り出して立っています。花は・・・・良くわかりません。えっとですね、つぼみも沢山、葉っぱもたくさん、花はまあまあ。これは何分咲きというのでしょうか。多分暖冬の影響でしょうか。はっきりしません。
思いがけず時間が出来ました。先に進みます。
飯田市と阿智村の境目付近。「山本のハナノキ」を目指します。
ハナノキの見ごろは紅葉の時期。完全に季節外れですが、せっかくなので・・・・・。
住宅街の中にあるので、目立つ目立つ。
遠くから目指して行けました。
「飯田市市街には桜の巨木・古木がゴロゴロしている」と、以前から聞いていました。せっかくなので一網打尽に回ってみたいと思います。
まずは飯田市合同庁舎の隣り、愛宕稲荷神社です。
境内に入ってすぐに目に付くのは、「清秀桜」。樹齢750年の飯田市で一番古い、江戸彼岸桜の古木です。
ああ、思いつきで行動するものではありません。花は終了していました。
葉桜も好きなのですが、ちょうど花と葉桜の端境期。一番見苦しい瞬間に来てしまいました。
境内には、見事な彼岸桜の巨木もありますが、これも端境期。
一気にヤル気の無くなる展開ですが、次の桜に進みます。
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