篠原寺のマキ

いっしぃ

2012年02月10日 23:59

 「篠原寺」と書いて、「じょうげんじ」と読むみたい。
 篠原町にあるので、てっきり「しのはらじ」と読んでいました


 東海道本線の線路沿いにあるこのお寺は、細い道が迷路のように入り組んでいる住宅地の一角にあり、なかなかたどり着けませんでした。やっとの事で到着したときは、安堵感でしばらく動けなくなったくらい。


 でもこのお寺には、本堂を囲むようにマキの大木が立ち並んでいて、狭い境内と合わせてかなり迫力のある光景となっています。









 マキの木の並びは、まるで塀のよう。大人一人では到底抱えきれないほどの木が、ずらりと並んでいます。
 マキの木の幹は、うねったように上に伸びており、墓場の後ろに立つ姿は、まるで番人みたいに見えます。

 これは昼間でも、一人で訪れるのは恐いかも・・・









 マキの大木は数本あるのですが、中でも一番の大きい木は
 幹周 : 2.82m  、高さ : 15.5メートル

 浜松市が指定する保存樹の中でも、かなり早くから指定されています。









 木の立っている様子からして、もちろん自然に生えたものではありません。
 人間が植えたものですが、ここまで大きくなるまで大事に育てられたのでしょう。

 今では線路にくっつくように建っているお寺ですが、昔からの由緒正しい寺院であることがわかります。



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