定明寺のマキ

いっしぃ

2012年02月22日 21:12

 定明寺は浜松市東区笠井町にあるお寺です。リプロス笠井の隣と言ったほうが判り易いでしょうか。

 浜松情報BOOKより
「定明寺の位牌堂正面に、江戸時代中期の姫路家中笠井佐左衛門が先祖の霊を供養するために納めたものといわれ伝えられている「定明院殿・一心院殿尊儀」と刻まれた位牌がまつられているが、その裏面には「施行播州姫路家中笠井佐左衛門」と記されている。
境内には筆子などによって建てられた福来寺十世福田観了(ふくでんかんりょう)和尚の碑や、池田庄三郎勝彦の墓、浜松藩領内において独礼の格式を持っていた旧家山下左次兵衛の五輪塔、また俳人内藤彦端こと酔春亭左光の七回忌にあたる文政7年9月に門人たちにより建てられた左光の墓石があり、側面に「葡萄の実熟したりけり珠の色」の句が刻まれている。」









 由緒正しい歴史のあるお寺ということで、境内にはクスなど様々な大木が立ちます。が、保存樹に指定された「マキ」の木は、というと・・・・ありました。墓地と参道の境目です。

 石垣の上に立つマキの木は、根っこまで石垣と同化しているみたいです。









 樹高 : 16.2メートル    幹周 : 1.92メートル

 幹が赤金色に見える独特な姿です。
 それほど大きい木ではありませんが、やはり他の木とは違うなにかがあるのでしょう。








 この定明寺には、紺女郎キツネの伝説があるそうです。
 不思議な伝説のある寺には、不思議な木もあるのかもしれません。



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