油一色八幡宮のシイノキ

いっしぃ

2012年02月23日 23:29

 浜北区油一色にある八幡宮。
 その八幡宮の本殿の裏に、保存樹に指定された椎の巨木があります。







 樹高 : 15.0メートル   幹周 : 5.50メートル

 浜松の保存樹の中でもかなり大きな部類に入る木ですが、大きさ以上に目を惹くのが捻り飴のような幹の形です。
 深いしわのような裂け目が根元から上に続いており、異様な風体を作り出しています。







 訪れたのは、そろそろ日が傾き出した頃。
 段々と弱まっていく太陽の光の中で初めて目にしたこの木と人気の無い境内に、少し腰がひけました。

 この風体は、浜松市の保存樹の中でも三本の指にはいる異形でしょう。








 このシイノキには注連縄が巻かれていました。
 多分この神社のご神木なのでしょう。
 異形の木には神が宿る、と言われ昔から伐採の対象から外されてきました。

 浜北の街から車で数分のところに、このような木があるなんて驚きです。




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