2013年02月04日
与作ツアー
一級建築士のまっしーからお誘いをいただき、与作ツアーに参加してきました。
与作ツアーとは、本物の木材を使った家を提供している建築士や工務店たちが集まって作られた「匠の会」主催の、木材伐採体験です。
折角の良い機会、甥っ子達を誘ったのですが2/3人インフルエンザにかかってしまったということで、一番上の小6の甥っ子のみが参加となりました。
2/2 当日の朝は小雨。
どうかなぁ、と思っていたのですが、まっしーから「小雨決行だからね。」の連絡。
とは言え、集合場所に着く頃には雨も殆どおさまっていました。
「雨が降ったということで、大事をとって先に木材会社を見学します。」
車で移動をし、ついたのは道の駅「横川」の少し手前にある榊原商店。
ログハウスが目印の会社です。

与作ツアーとは、本物の木材を使った家を提供している建築士や工務店たちが集まって作られた「匠の会」主催の、木材伐採体験です。
折角の良い機会、甥っ子達を誘ったのですが2/3人インフルエンザにかかってしまったということで、一番上の小6の甥っ子のみが参加となりました。
2/2 当日の朝は小雨。
どうかなぁ、と思っていたのですが、まっしーから「小雨決行だからね。」の連絡。
とは言え、集合場所に着く頃には雨も殆どおさまっていました。
「雨が降ったということで、大事をとって先に木材会社を見学します。」
車で移動をし、ついたのは道の駅「横川」の少し手前にある榊原商店。
ログハウスが目印の会社です。


雨上がりの木材からもやが立ち上がっていきます。
杉や檜の間を歩き、榊原商店の社長さんの話を聞きます。
この榊原商店さんの取り扱う木材は、当然の事ながら天竜の杉や檜。その杉や檜を新月の時期に伐採し、葉枯しさせます。新月の時期に伐採した木材は、満月の時と比べて虫の付きが少なく、カビも生えません。また木材自体の強度も高くなるそうです。
「おじさん、僕、社長さんが言っていることよくわからない・・・・

そうだよなぁ、小6の子供にはちょっと難しかったかなぁ。
「それよりお腹空いたんだけど、まだかなぁ。」
木材の集積場での話のあと、ログハウスに入ってまたお話。
そろそろ12時かなぁ、というころ 、「じゃあ、お昼にしましょうか。」


お昼は、猪汁とアマゴとしいたけを焼いたもの。
おにぎりはそれぞれ持ってきたもの。
「おじさんっ!このアマゴ、シャケみたい。こんな大きいのはじめて見た!」
甥っ子が、大きなアマゴをみて盛り上がります。
せっかくだから(?)と、猪汁とアマゴをお替りして、お腹いっぱい

お昼の後は、ようやく本命の木材の伐採です。
榊原商店さんの所有する山に入り、木を伐採するのです。
現場の山に到着。
ん?こんなに太い木を切るんですか。これって商品になる木ですよね。
でもしかしてチェーンソーをつかうんですか・・・


今回伐採するのは、優良間伐という間伐らしく、樹齢80年の杉の木を切ります。
太い木から切り、残った細い木はその後太くなってからまた切るそうです。
予め伐採予定の木にはワイヤーが張られ、斜面の上側に切り込みが入っています。
参加者は斜面の下側からチェーンソーを入れ、その後クサビを打ち込んで、徐々に倒していきます。

ある程度切れ目を入れた後は、ワイヤーで引っ張って倒すため、倒れる方向もきちんとコントロールできており、それほど危険を感じるものではありません。
でも高さ20m近い木が倒れるのですから、倒れた瞬間は地響きと轟音!
山の空気が震えます。
伐採後の木は、そのまま斜面に放置され、自然と水分が抜けるのを待ちます。
きちんと木に敬意を払い、木を大切に切り倒している榊原商店さんの態度見て、こうゆう木をつかった家に住みたいと感じました。
今回、中々目にすることのない仕事を見ることができ、それだけでなく体験することも出来たのはとてもよい機会となりました。
色々なトコロで木材に対する感じ方が変った気がします。
Posted by いっしぃ at 22:23│Comments(0)
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