右斜め　45度

　浜松市美術館で開催されています。

　鈴木康広展　BORDER-地球、まばたき、りんご、僕

　10/20　---　11/23　　 9：30　--　17：00
　月曜日　休館日







　浜松市出身のアーティスト「鈴木康広」の展示です。
　「美術館自体を「公園」など身近な憩いの場に見立て、鈴木氏のつくり出すユニークな”非日常の入口”に来館者の皆様を誘います。」と浜松市美術館のHPにも書いてありますように、とてもユニークで判りやすい現代アート作品です。

　いくつかのモチーフが繰り返し出てきます。
　まばたき、りんご、チャック・・・・　それがパラパラ漫画だったり、オブジェだったり、VTRだったりと色々な表現方法で表されています。


　中でも目が離せなかったのが、暗い展示室内で回る遊具。
　その遊具に、昼間撮った子供達の映像が投射され、残像のように浮かび上がる作品です。違う世界を見せられているようで、何となく自分自身が不安定に感じ、目を離せなくなりました・・・



　ロビーにあったオブジェ　↓　。








　風が吹き出す筒です。
　周りには葉っぱの形をした紙。その紙には瞑った目と開いた目が書かれています。そしてその紙を筒の下から入れると、筒の上から噴出します。

　実際に手で触って体感できるものも沢山ありました。


　今まで浜松では中々無かった展示です。
　この機会は、ぜひオススメです。


※受付で渡される展示品案内も、「鈴木康広」手書きの案内です。これは見ていて楽しく、ちょっと嬉しいものです。