2012年07月19日

アール・ブリュット展

 浜松美術館で開催中の「アール・ブリュット展」

 2012.6.29 --- 8.12



 アール・ブリュットとは、フランス人画家・ジャン・デュビュッフェがつくったフランス語「アール・ブリュット(Art Brut、「生(なま、き)の芸術」)」を、イギリス人著述家・ロジャー・カーディナルが「アウトサイダー・アート(英: outsider art)」と英語表現に訳し替えたものだそうです。

 特別に美術の勉強をしたわけではなく、特に販売、自己表現などを目的としたわけでもない、自然とできてきた芸術作品の事を言います。ただ、本来の意味とは違い、知的障害者、精神障害者あるいは精神病患者などの作り出した作品を指す場合が多いようです。



アール・ブリュット展




 と偉そうにずらずらと書いてみましたが、実はまったく知らずに、ポスターを見て「あ、面白そうかも。」くらいで足を運んでしまいました。


 頭で考えるより、まず現物を見て感じる。
 芸術作品を見るときは、いつもこのパターンです。


 今回の展示。もう強烈過ぎて、頭がぐらぐらしました。
 何かを訴えかける、表現したくて表現しているいつもの作品と違って、自分の頭の中からこぼれ出た物をそのまま表現している作品達。それぞれの人格が滲みでているようで、じっと見ていると足元をすくわれそうな感じをうけました。




浜松市美術館




 なかなか強烈な展示です。
 見ている間に、ちょっと腰がひけてしまいました。






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