右斜め　45度

映画を観るのは好きですが、最近なかなか足を運べません。
「何かきっかけがあればよいのに」と思っていたところ、知り合いの方がエキストラで出演したと聞き、よしせっかくなので観にいこうと。

都会のちゃらんぽらんな18歳が、気まぐれから林業の研修生になる。すぐに逃げ出すつもりだったが、個性的な村のひとたちと暮らす中でいっぱしの山の男に成長していく。適度な笑いを交えて綴られる成長物語。

最初は主人公の都会っ子らしい軽さが鼻に付いたが、主人公が山の仕事に打ち込んでいくにつれ、こちらもどんどん映画に引き込まれていきました。
最初は、山の仕事が破天荒に演出されていましたが、話が進むにつれ実際の仕事に則した感じになっていくのが、とてもよかったです。


といいますか、以前参加した伐採体験、植林体験をふと思い出しました。
足場の悪い中での、チェーンソーを使った伐採。
崖のような急勾配の中での植林。でもそこからの眺めが最高で・・・

久々に心地よい余韻に浸れた映画でした。