2009年02月27日

犀ヶ崖

 元亀3年(1572)12月22日、徳川家康と武田信玄が三方ヶ原で戦った。徳川家康はこの戦いに負け、浜松城に逃げ帰った。その夜、徳川方が犀ヶ崖付近夜営していた武田方を急襲し、地理に暗い武田方をこの崖に追い落とした。武田方はここで多くの人馬を失ったと伝えられている。

 で、無念の武田兵が化けて出てきて、「遠州大念仏」が始まった、ということだそうです。

 すみません。大分説明をはしょりました。




 軽便鉄道”奥山線”跡をたどりながらの寄り道です。



犀ヶ崖



 以前から興味のあった「犀ヶ崖」。

理由その一 : ヤマモモの大木がある。
理由その二 : 急な崖。
理由その三 : ネズミ小僧二郎吉の墓がある。

 なんか、どうでもいいような理由ですが・・・・・




 で、まずはヤマモモの大木


ヤマモモ


ヤマモモ ヤマモモ



 巨木というには少し小さいのですが、普段目にするヤマモモはかなり細いものばかりですので、コレだけの大きさ、太さは珍しいです。根に近いところに穴が開いていましたが、なぜかそこに竹の棒が入れてありました。





 資料館の横に「ネズミ小僧次郎吉」の墓があります。


ネズミ小僧次郎吉


 何も根拠が無いらしいですが・・・・・



 で、急な崖。
 これだけ街中で、急な崖ってのも珍しいんじゃないかな、と思います。武田軍が落とされた当時は、深さ40mほど有ったらしいのですが、現在では13m。それでもかなり深く感じます。



犀ヶ崖


犀ヶ崖 犀ヶ崖



 崖の下には遊歩道。降りてみようかとも思いましたが、あまり恨みが残るようなトコに行くのもちょっと・・・

 でも、狭いながらも色々見所のある史跡です。きちんと調べたら、けっこう面白いかも!




 



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この記事へのコメント
以前、こちらへお邪魔した際、スタッフ(笑)のお爺さんに、閉館まで延々とお話を伺いました(苦笑)
Posted by 豊橋の三十路女 at 2010年07月22日 21:41
TO:豊橋の三十路女さん
”好意”ですので、そうゆう場合は困ってしまいますね。
でも、孝行だと思って・・・・
Posted by いっしぃ at 2010年07月22日 22:28
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    コメント(2)