2011年12月29日

本坂 浅間神社

 以前からとても気になっていた神社です。
 本坂峠を越える旧道沿いにある浅間神社。心霊スポットとして、若い頃は「首狩り神社」なんて勝手に名前を付け、深夜にドキドキしながら上がったこともあります。

 でも「豊橋の巨木・名木100選」を回る中で改めて訪れたとき、境内の空気がとても清げであることに気がつき、いつかきちんと訪れてみたいと感じていました。




浅間神社





 嵩山(すせ)の浅間神社は、奈良時代中期の天平勝宝2年(七五〇)に静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社から勧請したと伝えられ、大山社(祭神・大山祗命(おおやまずみのみこと))、原川社(祭神・木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと))、富士社(祭神・秋津姫命(あきつひめのみこと))の三社三神が祀られています。富士山に対する信仰として祀られていますが、この三神は、足や腹、頭の病に霊験あらたかとされ、地元の人たちは身体の守り神として「浅間さま」と呼んでいます。(東三河広域協議会  ほの国通信)


 簡単にいうと、この浅間神社は三つあります。
 旧道から石段を上がったところにあるのが「足浅間」。足浅間から少し登ったところにあるのが「腹浅間」。山頂付近にあるのが「頭浅間」。


 今回は、「頭浅間」まできちんと参拝するのが目的です。



 まず「足浅間」。


足浅間



 急な石段で膝ががくがく言っています。
 斜面よりも階段は辛い・・・・汗 ふう。

 汗をぬぐい、しばし休憩。


 足浅間から腹浅間はすぐです。足浅間の裏手に回ると、遠くに見えています。

 「腹浅間」



腹浅間



 腹浅間が一番立派。
 ここまで人とすれ違うことはありません。でも境内はきれいに掃除され、地元の人が通っていることがわかります。
 足浅間、腹浅間ともに、境内の空気は澄み切って、とても心地よい感じです。


 さて、腹浅間までは以前も来た事がありますが、問題はここから。道は完全に山登りの体となります。



登山道



 はあはあ、ぜいぜい。汗だくになりながら登ります。
 少し行くと、登山を楽しんでいる方々とすれ違いました。そっか、東海自然歩道のコースにもなっていたんだっけ。

 ほうほうの体で上がっていくと、やっと鳥居が見えました。



頭浅間



 山頂付近の一枚岩の向こうに、頭浅間のお社です。

 「頭浅間」



頭浅間



 頭浅間とは文字通り頭に関することにご利益があるとされています。
 真新しい合格祈願の絵馬がたくさんかかっていました。

 うん、これだけ頑張ってここまで来るなら、きちんとご利益いただけそう。


 少し離れたところに視界の開けた場所がありました。遠くに浜名湖が光っています。
 とても気持ちの良い場所です。

 昔、勝手に「首狩り神社」なんて言ったことを深く反省いたしました。そんな面白半分で来る場所ではありません。


 気持ちを新たにきちんと御参りできて、とても満足いたしましたニコニコ








タグ :神社豊橋

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